現地に観光に行ったから知ることができた生の情報や治安のリアル

私がいつも旅に行って「良かったなぁ」と思うこと、それは現地の生の情報や声が聞けること、それを自分で体験できることです。
ボリビアに行って知って知れたこと、それを備忘録的にまとめておきたいと思います。
ボリビアに行く前に読んでもらえたら、きっともっと旅が奥深くなるかもしれません!
(こちらは2018年当時のお話なので、更新されていたらゴメンナサイ)

【仕事情報】

・お給料は1ヶ月最高2000ドル、最低でも200ドルと決まっている。いくら働いてもそれ以上はもらえないことになっているそう
(最低、最高賃金を管理して、国民の生活を保障しているみたい) 
・定年は、女性60歳、男性65歳。ここまで働けば、年金として年間250ドルもらえるらしい。
 ・新卒採用という概念はない。仕事=どこかの会社にって雇われるというよりは〝仕事は自分でやるもの″という意識が強く、自分のお店を持ったり自分で商売する人が多い(特にタクシードラバ―など)。
 ・ボリビアはよく「黄金の玉座に座るこじき」と表現される。ガスをはじめとしたたくさんの資源があるのに、生活が貧しいかららしい。 
※昔、鉱物を運ぶために使われていた蒸気機関車が放置されてる列車の墓場。 
 ・大統領自身がコカ栽培の農家に生まれたこともあり、他国からは「コカはコカインの原料だから良くない」と言われているが、コカ農家・コカ栽培をボリビアの大切な資源としてとても大事にしている。
※ドライバーさんは運転しながらワシャワシャ葉っぱを食べてました

【教育事情】

・義務教育は、小中高まで。ただしここまで来れるのは全体の80~85%くらい。みんな途中でやめてしまう。理由は家の手伝いや家の仕事に従事するためだそう。学校に行かない人も多い。高校まで行った全体の2割くらいが大学進学。
 ・21歳までに何も教育を受けなかった人のためのスペシャルスクールがある。そこで、最低限の読み書きを教えてくれる。

【お国&治安事情】

・治安から言うと、ツアーで行けばはっきり言って安心。
(日本以外の国で、同じような安全を求めても無理) 
・兵役制度がある。18~25歳までの間に男性はみな軍隊に行くのが義務。女性は立候補制。
・平均寿命は女性79歳、男性74歳
・数年前まではとても閉鎖的な国だった。空港ができたことで、国として少しずつ開けてきたが、それでもアマゾナス航空しか飛んでいないうえ、ストやキャンセルなどもよくある。  
・法律よりも村八分のような決まりごとが重視されるため、たとえば決まりを守らない人にはリンチをするのも容認されるらしい。そんな戒めのために、電信柱に吊るされた人形がチラホラ。
・陸路でウユニにいく途中にあるオルーロという街は、リオに続く三大カーニバルの一つが行われるところ。カーニバルの時は3日間踊り続ける。おとなしめのボリビア人が唯一はじけるイベントだそう。

【ボリビアへのフライト&交通関連】

・ウユニに行く方法は陸路と空路。陸路は10~12時間、空路は1時間くらい。夜行バス(4000円くらい?)もあり。
・南米はとにかくロストバッゲージ、フライトキャンセル、遅延などなどトラブルが多い。
・ボリビアへ行くには、アメリカで2回乗り継ぎもある=アメリカでもよく荷物が失われる。
→ボリビア行った時も届かない人が数名。中には、空港では引き取れずそのままウユニに向かって、結局行程中まったくの荷物ナシですごす羽目になったご夫婦もいました…。

帰りにおいては、マイアミ→シカゴ便で、一度マイアミで荷物を引き取って預けなおしているにもかかわらず、なぜかシカゴについたら「もう成田に行ってます」といわれ荷物が引き取れず。成田に着くと同じ飛行機に乗ってますといわれる謎。
たしかに、前にペルーにいったときも友人の荷物は3日後に到着。リマ~クスコのフライトも5時間位遅れた記憶あり。

・アメリカ乗り継ぎでの時間はマジで要注意。
2時間ではかなり短い。今回、アメリカで乗り継ぎに遅れた人けっこういて、そのうちの3人グループが先の飛行機のキャンセルが出ずにボリビアに来られたなかったという衝撃の事実。
荷物がくる、到着できた、それだけでもはや奇跡。恐るべしボリビア。

日本の管理システムはトップレベル!!!

それにしても、日本のようにしっかり荷物も管理してくれて、
乗り継ぎも待ってくれるなんていうのは、本当に希少なことなんだと改めて思います。
こういうところ、ほんと日本は素晴らしいです。
これが当たり前じゃないということをしっかりと心にとめておきたいと思います。